こんにちは、福山でトップフィールドマーケティングという会社をやっている神田(じんでん)です。
「生成AIって、テレビでもよく聞くけど、結局なんなん?」
社長さんと話していると、この質問がいちばん多いかもしれません。名前は知っている。周りでも使っている人がいるらしい。でも、自分ではまだ一度も触ったことがない。そういう方は、実はかなり多いです。
帝国データバンクが2026年3月に1万社あまりに聞いた調査でも、生成AIを使っている中小企業は32.4%でした。3社に2社は、まだ使っていないということです。なので、まだの方も全然遅くありません。
この記事では、生成AIが何をしてくれるものかを一言で説明して、最初の10分でやることを順番に書きました。読みながら、スマホを横に置いてやってみてください。
生成AIは、頼めば下書きを書いてくれる相手です
むずかしい説明は抜きにすると、生成AIは「文章で頼むと、文章で返してくれる相手」です。
「取引先にお礼のメールを書いて」と打てば、メールの下書きが出てきます。「この文章をもっとやわらかくして」と頼めば、言い回しを直してくれます。検索のように答えを探してくるというより、一緒に書いてくれる人がいる、という感覚のほうが近いかもしれません。
代表的なものに、ChatGPT(チャットジーピーティー)、Gemini(ジェミニ)、Claude(クロード)があります。どれも無料で始められるので、この記事では、いちばん使っている人が多いChatGPTで説明します。
私自身、毎日の仕事でAIを使っています。メールの下書き、資料の構成、ブログの見直しなど、使わない日はないくらいです。ただ、最初からうまく使えたわけではありません。
私が初めて使ったのは、ChatGPTが出てきて話題になった頃です。最初は、簡単な文章を作ったり、メールの返信を考えてもらったりしていました。
すごいなと思う一方で、当時は調べものを頼むと、事実と違う答えが返ってくることがよくありました。結局、合っているかを確かめる手間がかかって、便利なのか面倒なのか、よく分からない感覚でした。今はその頃に比べると、間違いはかなり減ったと感じています。
最初の10分でやること
やることは4つだけです。順番にいきます。

0〜2分:アカウントを作る
スマホならアプリストアで「ChatGPT」と探して入れます。パソコンなら「ChatGPT」で検索して、公式のページを開きます。メールアドレスかGoogleのアカウントで登録すれば、もう使える状態です。お金はかかりません。
似た名前のアプリもあるので、提供元が「OpenAI」になっているかだけ確かめてください。
2〜3分:学習に使わせない設定をする
最初に1回だけ、入れた内容がAIの学習に使われない設定にしておきます。自分のアイコンから「設定」を開いて、「データコントロール」の中の「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにします。仕事で使うなら、これは先にやっておいてください。
3〜7分:自分の仕事を1つ頼んでみる
ここがいちばん大事です。「AIのことを調べる」より、今日の自分の仕事を1つ頼んでみてください。たとえば、来週の会議の案内文や、取引先へのお礼メールです。
このとき、取引先の本当の名前や金額は入れずに「A社さん」のように書いておくと安心です。
7〜10分:出てきた文を頼み直す
出てきた文が長かったり、硬かったりしたら、そのまま続けて「もっと短く」「もう少しやわらかく」と打ってみてください。前の話を覚えているので、ちゃんと直してくれます。
この「頼み直せる」と分かった瞬間に、使い方の感覚がつかめる人が多いです。
うまくいかないのは、頼み方が短すぎるだけ
最初に触った方からよく聞くのが「思ったのと違う文が出てきた」という声です。これは、AIの性能より、頼み方の情報が足りないことがほとんどです。

人に頼むときと同じで、誰に向けて、何を、どんな感じで書いてほしいのかを足すと、ぐっと良くなります。新しく入った事務さんに仕事を頼むつもりで書くと、ちょうどいいと思います。
もう1つ気をつけたいのが、AIはもっともらしく間違えることもある、という点です。日付や金額、法律のことなど、事実は最後に必ず自分の目で確かめてください。AIが作るのは、あくまで下書きです。
最初に頼むなら、この3つがおすすめです
「何を頼めばいいか分からない」という方は、まずこのあたりから試してみてください。どれも失敗しても困らない仕事です。
取引先へのお礼やあいさつのメール(相手の名前は伏せて頼む)
社員向けのお知らせ(休みの案内、健康診断の日程など)
朝礼や会議で話すことの整理(話したいことを箇条書きで渡して、順番を整えてもらう)
慣れてきたら、これまでこのブログで書いてきたマニュアル作りや議事録のような、もう少し大きな仕事にも広げられます。
社長がまず自分で触ってみてほしい理由
ここは私の意見ですが、会社でAIを使うなら、最初に触るのは社長であってほしいと思っています。
理由はシンプルで、何に使えそうかを判断できるのは、会社の仕事を全部知っている人だからです。社員さんに「AI使っといて」と頼んでも、たぶん広がりません(使っていいのか、何に使えばいいのか、分からないので)。
社長が10分触ってみて「これ、あの仕事に使えるかも」と思えたら、それが会社にAIが入るいちばんの近道です。
うちの会社なら何に使えるか、相談したいときは
10分触ってみて「便利なのは分かった。でも、うちの仕事にどう使えばいいかまでは分からない」と思った方もいると思います。正直、そこからが難しいところです。
トップフィールドマーケティングでは、福山・広島の会社と一緒に、どの仕事にAIが使えるかの洗い出しから進めています。社長のためのAI相談窓口「社長のAI相談室」では、初回の相談(60分)を無料で受けているので、気軽にどうぞ。
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お金はかかりますか?
ChatGPTもGeminiもClaudeも、無料で始められます。毎日たくさん使うようになったり、社員みんなで使ったりするときに、有料のプランを考えれば十分です。
スマホだけでも使えますか?
使えます。アプリなら、マイクのボタンを押して話しかけるだけでも頼めます。キーボードが苦手な方は、むしろスマホから始めるのがおすすめです。
AIが書いた文章を、そのまま使っていいですか?
下書きとして使って、最後は自分で読んで直すのがおすすめです。日付や金額、事実の間違いが混ざることがあるので、送る前に必ず確かめてください。
さいごに
生成AIは、使ってみるまでがいちばん遠く感じるものだと思います。でも、始めるのに必要なのは10分とスマホだけです。
まずは今日の仕事を1つ、頼んでみてください。思った文が出てこなくても、頼み直せば大丈夫です。
「うちの会社だと、何から頼めばいいかな」と迷ったら、この下のAIじゃけぇ君に気軽に聞いてみてください。会社に合わせて、始めやすい使い方をご案内します。